スペシャライズドのサドル「Power Mimic」インプレッション

2021.06.20
商品インプレッション

スタッフ松岡です!

 

一年ほど前から股関節を怪我してしまい長期間のリハビリを経て、

最近ようやく1時間ほど乗れるようになってきました (^^;)

 

今回ご紹介するサドルも記事を書けるくらいは乗れたので使用感をお伝えします!

 

Mimic(ミミック) とは?

 

まず、スペシャライズドの「Mimic」シリーズですが

前傾姿勢での軟部組織の圧迫を軽減するのに着目したサドルとなっています!

丸部分が低反発枕のような触り心地です。

 

 

また、基本的にサドルのクッション性が高くなるほど重くなるのが常識ですが

Mimicサドルは大きな重量増になってないどころか、むしろ軽いほうなのです!

 

チタンレールのグレードでこの重量はスゴイ!

 

SpecializedいわくMimicサドルは、女性向けと分類しているのですが

実際はマーケティングのために女性用と謳っているだけでなので、男性にもオススメ!

(特に触り心地が)

(スペシャライズドの実験データで男性にも同様の効果が認められています)

 

 

実際に使用してみたところ…

僕の骨盤は日常生活でも前傾していて、乗車姿勢だとさらに前傾してしまい

軟組織に荷重が集中してしまうので24h以上走るようなロングライドだと、かなり痛い上に数日間痛みが続いてしまいます (;-;)

 

なのでロングライド用にPower Mimicを購入したのですがかなりの好感触!

 

正直、まだ長時間走れるほど怪我が治っていないのですが、

パッドなしの状態でローラー台を漕いでみると、今まで使っていたサドルより明らかに痛みが出ない!

かといってフワフワと腰の安定性が落ち着かないこともなく

今までのクッション性の高いサドルとは一線を画します(^^)b

 

ただ欠点も感じていまして、

下ハンドルを持ったりTTポジションのような深い前傾姿勢だと内ももの接触が気になります。

もうすこしサドル後部が丸みを帯びているとベストなのですが…

しかし、他に代わるサドルが無いのでこれを使い続けようと思います!

 

 

(また長時間走れるようになりましたら追記したいと思います)

 

7/17追記

ローラー台にてパッドなしで5時間ほどのライドをしましたが痛みなしでした!

24H超えるライドでも期待できそうです(^^)

 

Mimicサドルは種類が豊富!

 

 

Mimicサドルは様々な種類がラインナップされています、スペシャライズドのサドルに対する熱意は流石!

以下、執筆時に日本で展開のあるMimicサドルをざっくり解説します。

 

自分が使用しているのは、”Power Expert with MIMIC 155mm“

 

 

スペシャライズドの有名なショートノーズサドル「Power」をもとに作られていて

全長が短めで、後端部分がわずかに反った形状です。

 

三種類のレール素材があり、S-works(カーボン) < Expert(チタン) < Comp(クロモリ)

という順に重くなります。(財布の軽量化は逆向きです)

 

 

“Romin Evo Expert with MIMIC”

 

全長は長く、後端は反っていてPowerシリーズよりポジションの移動可能範囲が広いのもポイントです。

 

 

“Phenom Comp with MIMIC”

 

オフロードにも適した形状で座面はフラット、先端までちょっぴり太めの幅を保って伸びています。

 

 

“Bridge Comp with MIMIC”

 

こちらも座面はフラット、形状はPhenomによく似ています。

クッションがこちらのほうが厚いので、痛みを改善重視の方はこちらもおすすめです(^^)b

 

 

自分に合ったサドルが分からないという方はお気軽にご相談ください!

軽量で快適なMimicサドル、特に痛みで悩んでいる方は本当におすすめです!

 

 

 

次回は「Power Arc」サドルについてインプレをお届けしたいと思います。

Specializedのサドル「S-works Power Arc」インプレッション