WaveCelのデータや構造を語らせてください。

2019.08.10
商品インプレッション

前回の記事ではXXX WaveCelのインプレッションをお送りしましたが

今回はその核心のWaveCel自体の構造や、他ヘルメットとの優位性をご紹介したいと思います(^^)

 

脳震盪に対する

まずは下の画像をご覧ください↓

 

 

この画像は斜め45°、秒速6.2mで衝突した際に脳震盪の症状が出る確率です!

なんと1.2%にまで減少させる効果が期待できるとの実験結果が得られています

しかもボントレガーの実験ではなく大学の研究機関が公開したデータ。

 

普通のヘルメットにたいして約48倍もの効果が期待できるということ

せめてこのデータだけでも覚えていただきたい!!!

 

 

WaveCelの説明は下の動画をチェック↓(約4.5分)

歯車のマークを押して日本語字幕を選択できます。

 

 

 

本当に効果あるの?

実験結果を信じるしかないので正直何とも言えないですが

自分なりに考察してみたいと思います(‘-‘)/

 

各構造の違い

まずWaveCelは、斜めからの衝撃時に「曲がる」→「潰れる」→「滑る(ちぎれようとする)」

という過程を経て衝突エネルギーを吸収します。

 

通常のヘルメットの発砲素材だけでは潰れるということでしかエネルギーを吸収できません。

 

またMIPSというヘルメット内で滑るライナーなどは

衝撃を吸収するというより、頭蓋骨への衝撃角度を逃がすというような作用なので

WaveCelとは違うアプローチで脳震盪を防ぎます。

 

つまりWaveCelのほうが変形する過程が多いぶん、よりエネルギーを吸収でき

さらにMIPSと違い、滑る作用が摩擦力に左右される割合が少ないので

高速域など、強い衝撃時の吸収しやすさはWaveCelのほうが上だと想像します。

(上の動画内で開発者も言っていました、1:20秒あたり)

 

MIPS開発陣からの抗議

実はWaveCelが公表されてからMIPSを開発した側から反論を受けています。

MIPS開発陣は反論となる実験データを公開していませんが

スウェーデンの保険会社が実験したデータによると一部のハイエンドクラスのMIPS搭載ヘルメットのほうが

脳震盪に対するデータがよかったりしています。 ただし!秒速4.7m≒時速17kmの条件で!

 

 

ヘルメットの実験は決まりがない。

ここで大事なのが条件によって結果が変わってしまうということです

実はヘルメットに対する実験の国際的な決まりは存在しないので、

各社の主張を照らし合わすことが出来ないのが現状…(ーー;)

 

 

個人的に疑問的なのが、殆どの実験が時速30km/h以下の条件ばかりということ!

実際落車するときは30km/h以上でてると思います。

 

僕は何故か一年に一回は落車しているのですが(汗)、

そのどれもが40km/h以上出てる状態でぶつかっています。幸い頭を直接ぶつけたことは無いのですが、

約20km/hとその倍とでは全然違いますよね…

 

ただWaveCelの実験動画を見ると、

頭から首元までついていて、なおかつ首が曲がるような模型で実験していることがわかります。

なるべく人間に近い構造のものを使用した結果なので信頼性は高そうです!!

 

 

最後に見てほしいメッセージ

自分が大怪我を経験しているというのもあると思いますが

購入を決断したきっかけが下の動画です。

 

 

 

特に1:40~のメッセージが心に刺さりました(T^T)

30年に一度というのは大げさかもしれないですが、ボントレガーのセーフティーライドに対する意識は素直に拍手です!!

 

 

ボントレガーの全てのヘルメットは購入から一年以内に壊れた場合【無料で交換する保証】

ついているというのもおすすめポイントです!!

 

ぜひ気になった方は店頭で試着してみてください!