Domane S5(2017モデル)組み立てレポート

2016.07.28
メンテナンス関連

Domane S5(2017モデル)の組み立てレポートをお届けします!

 

 

 

まずは開梱、そしてオプションのガラスコーティング

梱包を解き、オプションでご選択いただいたガラスコーティング作業の準備です。

塗装面をガラス並みの皮膜硬度でコーティングし、長期間の輝きを保ってくれます。

 

 

ライトを使って傷や塗装の不具合が無いかチェックしていきます。

 

 

 

パーツをすべて取り外し、アルコールで脱脂作業を行った後コーティング作業に入ります。

 

 

クリスタルコート「ガラスの鎧」はクリスタルガラスに匹敵する表面硬度7H~9H(塗装面の約3倍の硬さ)になりますので、耐久性が抜群です。

小キズの入りにくさにおいても素晴らしい効果が得られます。

 

 

 

施工前後の比較

 

↑上の画像が施工前の状態です。
↓下の画像が施工後の状態です。

 

 

輝きが増しているのがお分かりでしょうか。

施行後は十分にコーティング剤が定着するのを待って、組み立て作業に取りかかります。

 

 

 

組み立て作業開始

 

ハンドルの動きを滑らかなに保つベアリングには専用のグリースを塗布します。

 

 

1年後・2年後にサビなどで固着しないように、またメンテナンス時に滑らかに締め付けが出来るように、取り付け位置によって違う種類のグリースを選んで塗布します。

こうした小さな手間をかけることが大切なことだと考えています。

 

 

特にホイールは、走行性能や耐久性に大きな影響を与えるため、必ず入念なチェック作業を行います。

工場出荷状態では、写真のようにグリースはあまり封入されていないため、必ずグリースアップを行っています。

 

 

上の画僧がグリースアップを施した状態です。

バイクエッグで仕上げたバイクには全てこの作業を行っていますので、ご安心ください!

 

 

手で回し、その効果を確認します。

 

 

ホイールバランス調整も大切な仕上げ作業の一つです。

 

 

ネジの締め付けには、トルクレンチを使って適正な強さで作業管理を行っています。

 

 

 

メーカーから納品されたロードバイクには、あらかじめバーテープが巻かれた状態で送られてきます。

しかし巻き加減が緩かったり、均等に巻かれていないので一旦外して、巻き直し作業を行ないます。

これも大切な仕上げ作業の一つです。

 

 

ハンドル周りのセッティングが終わった後は、各部の最終調整作業を行ないます。

 

 

 

最後の仕上げは、オプションパーツの取り付け作業です。

 

 

上の画像は、サドル下に携帯工具やパンクに予備チューブなどを収納できる「サドルバッグ」です。

 

 

そしてハンドルには、走行距離や走行時間、消費カロリー、コース表示などが表示されるサイクルコンピューター「Garmin Edge25Jを装着します。

Edgeシリーズ史上最も軽くコンパクトなタイプで、初めての方でも扱いやすいオススメのサイクルコンピューターです。

 

 

組み立て完了です!

 

外出時のチューブ交換に必需品の携帯ポンプも装着し、これで完成!

 

こちらのDomane S5にお乗りいただくのは、自転車部に在籍する学生さん。

早速、部活の夏合宿にこのバイクで参加されるそうです。

たくさんの思い出を作ってくださいね!(^-^)/