先日発表されたばかりの2017年 New Domane S5の組み立てレポートです。
まずは、オプションでご選択いただいた塗装面をガラス並みの皮膜硬度でコーティングし、長期間の輝きを保ってくれるガラスコーティング作業に取りかかります。
梱包を解いた後、ライトを使って傷や塗装の不具合が無いかチェックしていきます。
パーツをすべて取り外し、アルコールで脱脂作業を行った後コーティング作業に入ります。
クリスタルコート「ガラスの鎧」はクリスタルガラスに匹敵する表面硬度7H~9H(塗装面の約3倍の硬さ)になりますので、耐久性においても素晴らしい効果が得られます。
また、ガラスのような輝きと小キズの入りにくさにおいても素晴らしい効果が得られています。
こちらが施工前の状態です。
こちらが施工後。輝きが増しているのがお分かりでしょうか。施行後は十分にコーティング剤が定着するのを待って、組み立て作業に取りかかります。
ガラスコーティングが完了したら、組み立て作業に入ります。
ハンドルの動きを滑らかなに保つベアリングには専用のグリースを塗布します。
パーツの取り付けにも、1年後2年後のメンテナンス時にサビなどで固着しないよう滑らかに締め付けが出来るように、また違う種類のグリースを選んで塗布します。
こうした小さな手間をかけることは、ガラスコーティング作業でキレイに組み立てることと同様大切なことだと考えています。
特にホイールは走行性能や耐久性に大きな影響を与えるため、必ずチェック作業を行います。
工場出荷状態では、写真のようにグリースはあまり封入されていないので必ずグリースアップを行っています。
こちらが、グリースアップを施した状態です。
バイクエッグで仕上げたバイクには全てこの作業を行っていますので、ご安心ください!
こうして手で回してみると、その効果は歴然と分かります!
ホイールバランス調整も大切な仕上げ作業の一つです。
ネジの締め付けには、トルクレンチを使って適正な強さで作業管理を行っています。
ハンドルのバーテープも、メーカーから納品されたロードバイクはあらかじめバーテープが巻かれた状態で送られてきますが、巻き加減が緩かったり均等に巻かれていないので一旦外して、巻き直し作業を行ないます。これも大切な仕上げ作業の一つです。
ハンドル周りのセッティングが終わった後は、各部の最終調整作業を行ないます。
仕上げはオプションパーツの取り付け作業です。
写真は、サドル下に携帯工具やパンクに予備チューブなどを収納できる「サドルバッグ」です。
ハンドルには、走行距離や走行時間、消費カロリー、コース表示などが表示される「サイクルコンピューター」Garmin Edge25Jを装着します。
Edge史上最も軽くコンパクトなタイプで、初めての方でも扱いやすいオススメのサイクルコンピューターです。
外出時のチューブ交換に必需品の携帯ポンプも装着し、これで完成!
こちらのDomaneにお乗り頂くのは、自転車部に在籍する学生さん。
早速この夏の部活の夏合宿に参加されるそうです。
たくさんの思い出を作ってくださいね!(^-^)/