こんにちは。メカニックの渡辺です。
目を引くカッコイイデザインのPINARELLO(ピナレロ)社製のFP3 のメンテナンスレポートです。
BBは何年もメンテナンスしていないということで、固着していないかが心配です。
BBの状態を確認しながら作業をスタート
まずは左クランクを抜きます。
続いてBBを外します。
BBはJIS規格とITA規格(イタリアン)がありますが、PINARELLOはITA規格。
なのでJIS規格とは逆で、反時計回りに回して緩めていきます。
※上の画像は工具を当てているイメージです。実際はフレームに無理な力がかからないように、注意して取り外しています。
かじり付きや固着もなくスムーズに外すことができました。
ベアリング自体の痛みは少なく、まだまだお使いいただける状態でしたので、グリスを詰め替えて再装着します。
フレームとBBの組み付けには、かじり付きや固着を防止する専用コンパウンドを使用します。
BBの取り付け後は、クランクシャフトに薄くグリスを塗り、組み付けていきます。
クランクBBの組み付け完了です!
これで滑らかな回転がよみがえり耐用年数も伸びますね!
その他全体の点検を行ない、ボルトの緩みなどもトルクレンチを使用しチェックします。
冬はメンテナンスのチャンスです
メンテナンスまでなかなか手が回らない!バイクの調子が気になる!そんな方は、是非この寒い時期にご依頼ください。
愛車を長持ちさせるためのお得なクリーニングコースや、目的別のメンテナンスコースもありますよ。
他店でご購入のものも大歓迎!是非お気軽にご相談くださいね!