こんにちは!メカニックの渡辺です。
今回のブログはS-WORKS 新型TARMAC SL7の組み立てレポートです!重量も計測しましたのでチェックしてみてください。
こちらのバイク発売開始直後にご注文いただいたのですが、若干の遅れが生じ3カ月ほどで入荷してきました!(オーナー様お待たせしてすみませんでした)
気になる重量はメインフレームが【843g】です。(フレームサイズ54)
※S-WORKSとはSPECALIZEDのなかで最上位グレードとして位置付けされたプレミアムグレードです。
フロントフォークの重量は余分なコラムをカット後【365g】になりました。
フレームフォークで重量は【1,208g】です。
今回は完成車ではなく、バラ完になりますので組み付けるパーツを把握するために並べました!
組み立てをスムーズに進めるために今回の油圧Di2組みに必要になるパーツを選別し、使わないパーツは省いておきます。
ステムは、Vengeステムをシェイプアップした形状で、Vengeにこのステムを流用する人もいるようです。(松岡君情報)
サドルS-WORKS ROMINE Evoの重量はなんと!【133g】!!手に持っているのに持って無いような感じなんです!!
早速オプションのガラスコーティング【ガラスの鎧】を施工します!
塗りこみパッドにコーティング剤をとり、くまなく塗り込んでいきます。
時間を置かず塗布したコーティング剤を水と反応させます!
水を含ませ軽くしぼったマイクロファイバーウエスで優しくなでるように拭き上げます。
乾いたウエスで拭き上げ、しっかりと乾燥させたら【ガラスの盾】で仕上げます。
つるつるになり傷や汚れが付きにくく、劣化も防いでくれます。艶に深みが増しました!!
1度パーツを組付けポジション調整をバイクフィッターの杉浦店長に依頼します。
BB中心部を基点にハンドルとサドルのX軸Y軸をフィッティングデータに基づき調整していきます。
レーザーを使用しハンドルを調整しています。
フレームサイズ54cmに標準でついてくるステムは90mmですが120mmに変更しました。
Di2サテライトスイッチをスプリンタースイッチの代用として取り付けるので取付位置をオーナー様と打ち合わせ決定いたしました。
長くなってしまいますので、今回はここまでです。
次回はフォークコラムのカットを行い、組み立て開始です!
お楽しみに!!【第2話はこちら】