こんにちは!メカニックの渡辺です。
新型 S-WORKS TARMAC SL7の組み立てレポート 続編、第2話です。【第1話はこちら】
いよいよ組み立てに入っていきます!
まずはコラムカットから、正確なカット位置を出すためにプレッシャーをかけてからカットする部分に印をつけます。
コラムカットです。ささくれにならないようにテープで養生を行い、目の細かいブレードを使います。
カーボンの種類で切れ方が違うのですが、S-WORKS TARMAC SL7のフォークコラムは異常なくらい切りやすいコラムでした。
内と外両側をダイヤモンドファイルで面取りします。
ヘッドベアリングに塗布するグリスはみ出してこないよう、ちょう度の硬いグリスを使用します。
コラムアンカーはコラムに負担をかけ破損させないように指定方向があり▲マークがステムのクランプ部分に来るように挿入します。
Di2のエレクトリックケーブルに異音防止のケーブルタイをとりつけます。
この手のパーツは重量が気になりますが5本で1gですので、良しとします。
チェーンステー部分のエレクトリックケーブルの一番音が出そうなセンター部にケーブルタイを1本使いました。
フレームセットにはリアディレーラー部分のグロメットは3種類付属していますのでシマノDi2用を使用します。
リアディレーラー取り付け前に、ディレーラーハンガーのアライメントをチェックしたのですが、
寸分の狂いもない非常に良い状態でした!さすがSPECALIZED S-WORKS !!
今回はここまでです。ご覧いただきありがとうございました!
次回はついに完成です!迫力の全貌をお楽しみに!第3話はこちら